カテゴリなし 2017.06.07
こんにちは。
工場を覗いたら、製材部のベテラン、藤村さんが木材の「埋木」の作業をしていました。
埋木とは
材木の死節によって空いてしまった穴に、木材のパーツを埋め込んで補修をし、生節と同じような役割にして木材を有効活用できるように加工することです。
こういったコルクのようなものを、節や穴に一つ一つ丁寧に手作業ではめていきます。
地道ですが、大切な国産材を有効活用するには大切な作業です。
最後に、飛び出ている部をのこぎりで切って完成!
これまた手作業なんです。
木は二度生きるといわれています。一度は樹木として生きている時。
節は枝のあった場所です。
この木材たちが、山で生きていた証なんですね!
二度目は、伐採後木材として柱や梁などの構造材として生かされる時。
石川木材が建てる正直な家は、こうした一人一人の職人の手で支えられているのです!
埋木だけでもとてもきれいな部品なので、一つもらって眺めていたいな~なんて思った土屋でした。