誰だって、可愛いもの、シンプルなもの、機能的なもの、好みのテイストや志向があって、家造りの最初は、きっと見た目から入ることが多いのでは?
「見た目より中身」と言うけれど、見るたびに元気になれる、置いてあるだけでウキウキするような、大切にしているもの、ありませんか?
家だって見た目が好きな方がいい。家に帰るのが楽しみになったり、家での時間を豊かに過ごせるはず。何十年も暮らしていく家だからこそ、見た目が好きな方がいいですよね。
見た目で惹きつけられることは自然なこと。
ただ、見た目だけで選ぶのはもったいないと思うのです。
家は暮らしを楽しむところ。住む人が健康でなければ、暮らしは楽しめませんよね。
自然素材でつくられた家。温かい無垢材の感触と、きれいな空気、太陽光を取り込み自然を感じながら暮らす毎日は、本当に心地良いもの。
85歳まで生きたとして、そのうち家にいる時間はなんと57年分(人にもよりますが)。
見えないものはわかりにくく、見えるものに目が向きがちですが、何十年も暮らす家だから、家族全員が元気で安心して過ごせるように、使う素材や構造を考え、選ぶことが大切ですよね。
空気をきれいにし足元にぬくもりを与える無垢材は傷がつくし、経年変化で色が変わります。しっくいは、ヒビが入ることもあります。
自然素材の長所と短所をよく知り、それを正しく使う必要があるんです。
自然素材のちからを発揮させるには、それらの知識と経験が必要です。
イチから自分たちの家をつくるにしても、建ててある家を買うにしても、家づくりにはお金がかかります。家を建てたはいいけれども、その後の暮らしに無理が出るのは避けたいですよね。
だれでもできればコストを抑えたいと思うはずですが、「家は建てて終わり」ではありません。土地代、家づくりにかかるお金には目を向けても、家が完成したあとにかかるお金、ランニングコスト、改築・修繕費については、きちんと把握されていないように思います。
設計や素材の質に目を向けずに、家自体をローコストでつくったら、逆にメンテナンス費用がかかったり、耐久性が弱くて安心して暮らせないなんて、「こんなはずじゃなかった」にならないように、この先何十年も暮らすことを考えてみませんか?
イシモクが目指すのは、家族が元気で、安心して暮らしを楽しむことができる家。
デザイン性だけにとらわれず、コストだけに縛られず、人と暮らしを居心地良く豊かにするために、自然素材にこだわっています。
昔は木や草、土地などの自然素材を使用して家が作られていましたが、現在は内装材、建具などの建材に接着剤や塗料、溶剤などいろいろな化学物質が使われています。
また、家の気密性が高まったことで、風が通らず、室内の二酸化炭素濃度が上昇したり、ダニやカビなどが飛散した状態でとどまったり、空気環境が悪くなってしまいました。
2003年にシックハウス対策が施工され、家づくりの材料、素材に目を向けられる様になりましたが、今でも化学物質を使用した建材が多く使用されているんです。
イシモクがこだわる自然素材(無垢材やしっくい、セルローズファイバー断熱材など)には、湿度を調整する力、防音、耐火、防錆、防カビ効果、気持ちを穏やかにする香りやぬくもり、そして空気をきれいにしてくれる力があります。
壁の中の結露を抑え、家の劣化を防ぎ、家の性能を高め、永く安心して暮らせる環境を作ることができるんですよ。