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イシモクザッカ 2022.12.02

ウッドロング・エコの塗装方法

こんにちは。
先月完成し完成見学会を開催させていただいたM様邸。
外壁は杉板で、木材防護保持剤「ウッドロング・エコ」を塗布しています。

ウッドロング・エコ よくある質問      ウッドロング・エコ 使用事例





△完成時のM様邸

ウッドロング・エコは時間が経つにつれ、色・風合いが変化していくので、
これからが楽しみですね。

 
 
ウッドロングエコは、粉末を水に溶かして、ハケやローラーで塗るだけ。
なのですが、塗装する材料が大量にある場合、刷毛で塗っていると時間がかかります。
 

そういった場合には、材木をドボッとつける 『浸漬塗装』で
塗装が可能です。
 


 『浸漬塗装』はどうやるのか、仕上がりの違い等、ここで少し説明すると・・・
 
 
 
①    『浸漬塗装』と『刷毛塗装』の仕上がりの違い
 
 
仕上がりに違いはありません。
少量塗る場合は『刷毛塗装』、大量に塗る場合は『浸漬塗装』が便利、
という差になります。
 
 
 
②    『浸漬塗装』回数→『刷毛塗り』と同じく、2回やります。
 
 
A:垂直材の場合(外柵、外壁など)
 
 1回目:5分~10分漬ける
 
 乾燥:井桁などに組んで、良く乾かす
 
 2回目:5分~10分漬ける
 
 乾燥:井桁などに組んで、良く乾かす
 
 
B:水平材の場合(ウッドデッキなど)→垂直材に比べて水切りが悪くなるので
                  倍の時間漬けます。
 
 1回目:10分~20分漬ける
 
 乾燥:井桁などに組んで、良く乾かす
 
 2回目:10分~20分漬ける
 
 乾燥:井桁などに組んで、良く乾かす
 
 ※デッキ材の場合、1ヶ月位経って日が当たる場所に干割れができたら、
  そこを再塗装するとなお良いです。
 
 
 
③ 『浸漬塗装』の方法
 
 大きな材木を漬ける場合、ブロックなどを四角形に並べて、その上にブルーシートを敷いて
 
更に上を固定して四角いプールを作ってそこに液を張るとやりやすいようです。
 
 
 
 
長い材などは、浸す場所を確保するのが大変かもしれませんが、
塗り残しもなく塗装が可能です。
 
 
やりやすい方法で、ウッドロングエコを気軽に塗装してくださいね。