菊川市A様邸 古民家再生

菊川市

菊川市A様邸　古民家再生: 築88年、住み継がれてきたA様邸。残せるものは全部残したいと古民家再生を希望されました。

以前の家は、比較的明るい部屋もありますが、窓から離れた部屋は昼でも電気が必要で、
水回りやリビングなど、生活の中心が家の北側にあったため、昼でも寒かったそうです。

増築を含め、大幅な間取りの変更と外壁工事、内装工事、キッチンなどの水回り設備交換、
浄化槽の設置、ブロック塀撤去などを行いました。
　
使用できる構造（柱など）、建具、瓦などは再利用しました。

縁側には大きな窓。風が家の中を通り抜け、暖かい日差しが入る、自然とつながる気持ちの良い家に生まれ変わりました。

DATA

見事な梁が見える、明るく開放的なLDK

立派な三重梁がみえるように、構造表しにしました。
高い斜天井は開放感たっぷりで、
丸い小窓からは、暖かく明るい光が差し込みます。
使いやすく、家事が楽しくなるキッチン

築８８年の古民家でしたが、水回りは一度リフォームをされていました。
今回の古民家再生で、キッチンの場所を移動しています。

「庭をながめたい」「まだ小さい子どもたちから、目を離さなくていいように」と、庭・リビングに対面式キッチンを選ばれました。

広々としたスペースで動きやすく、お子さんの様子を確認できる、安心＆家事楽なキッチンに変わりました。
新しい家によく馴染む、古材＆古建具

A様邸の古民家再生では、柱や梁はもちろん、建具や欄間など、以前のお家で使用していた材、使えるものを全て使いました。
水回りの移動、増築などでお家の間取りは変わりましたが、古材や古建具を使うことで、以前のお家の面影が残っています。