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good life

現場の事 2017.09.15

竹酢液でお家を守る!

こんにちは、土屋です。

今日は、気温も適度でお天気も良く、とても過ごしやすい滝沢です。

 

 

少し前に大工小屋を覗いたら、もうお馴染み!フレッシュ健太大工が根太『竹酢液』を塗っていました。

竹酢液の詳細はコチラ

 

竹酢液が持つ、防虫の効果を利用するためです。

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根太とは、床板を支えるため、床の下に渡す横木のことです。

 

大工小屋の中は、あの独特な香りが充満していて、とっても刺激的(+_+)

継ぎ足される液を見ても、とっても効果ありそうな色です!

一本一本、丁寧に刷毛で塗っていきます。

IMG_1600k.jpgのサムネイル画像

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塗り終わった木の表面は、こんな感じ。

塗りたては少し黄色くなりますが、乾いたら元の色に戻るそうです。

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竹酢液とは、竹炭を焼くときに竹の中の成分が気体となって蒸発し、それを冷やすことによって出来る物です。

竹酢液の香りには、防虫効果があると言われています。

あくまで防虫なので、殺虫はしません!

だから、人の体にもとっても優しいんです。

 

本来から木の香りには、防虫、防菌、防カビ効果があります。

合成薬品や抗菌物質ほど強力でありませんが、穏やかに作用し副作用はありません。

もちろん、竹酢液100%自然素材ですので、副作用はありません!

 

腐朽、ガビ、虫の被害は、木が有機材料であるからこそ起こりうる現象です。

木材を腐らせる腐朽菌は、限られた条件でしか生育しないのに対し、虫はその種類によって異なった生活条件をもっているため、あらゆる条件の下で生活しているといえます。

だから、大事なお家を守っていく上で防虫は特に考慮していかなければなりません。

住宅で虫や腐朽の被害を受けやすい場所は、土台、束、根太など、床下にあって絶えず湿っているような部材がほとんどです。

体に優しい防虫効果の合せ技で、木の家を末永く守るのがシモク流です!

 

 

家が完成したら見えなくなってしまう根太ですが、陰ながらお家を支えていってくれる大事な部分です。

そういう所にこそこだわりを持って、永く住み継がれる家にしていきたいですね!