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good life

家づくりのこと 2025.10.15

秋ですね。秋の木の家&自然素材の家。

秋は空気が澄み、湿度が下がってくる季節ですね。
そんな環境の中で、木の香りがよりはっきりと感じられるようになります。

木材からは「フィトンチッド」と呼ばれる香りの成分が発散されています。
これは森林浴で感じるさわやかな香りと同じもので、ヒノキやスギなどの針葉樹に多く含まれています。
フィトンチッドには、リラックス効果や抗菌・防虫作用があることが、複数の研究で報告されています。

木の家では、この香りが自然に室内へ広がり、落ち着いた空気を作り出します。
特別なアロマを使わなくても、木そのものの香りが暮らしの一部なんですね。



木の家の心地よさは、香りだけではありません。
目で見ても、手で触れても、空気を通しても、五感にやさしい特徴があります。

  • 見た目のやわらかさ:木目や色合いは一本ごとに違い、経年とともに落ち着いた色に変化します。

  • 触れたときのぬくもり:木は熱を伝えにくいため、冬でも床が冷たくなりにくい性質があります。

  • 音の響き方:木材は音を適度に吸収し、反射がやわらかくなるため、室内の音が落ち着いて聞こえます。

どれも、木がもともと持つ自然な特性です。
人工的な素材にはない“ほどよさ”が、日々の暮らしを穏やかにしてくれます。




木の家は、季節の移り変わりを感じやすい家です。
秋の光は少しやわらかくなり、木の色味が一段と落ち着いて見える季節

木は気温や湿度によってわずかに伸び縮みします。
その変化も、木が生きている証。長く暮らすほどに、木の表情や艶が深まり、家に味わいが増していきます。

木の実や枝もの、ドライフラワーなど、自然の飾りがよく似合うのも木の家の特徴です。
素材同士が調和し、無理なく季節の空気を取り入れることができます。



木の家が心地よいのは、特別な理由があるわけではなく、木がもともと持っている力のおかげです。
香りによるリラックス効果、調湿作用、断熱性や吸音性など、どれも科学的に確かめられている木の性質です。

それらの力が合わさることで、季節の変化を感じながら、無理のない快適さを保つことができます。


秋風が心地よいこの季節に、「木の家の心地よさ」を探してみて下さいね。