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家づくりのこと 2024.04.30

木造在来工法、伝統工法、2×4工法の違いは?

家づくりを考えて見学会に行ったり、ネットで調べていると
”木造在来工法” ”伝統工法” ”2×4工法” など、
工法について書いてあると思います。

間取りや住宅設備についてはなんとなくわかるけれど、
構造や骨組み、工法については少しとっつきにくい気がします。

今回は木造住宅の工法についてです。




①在来工法

土台・柱・梁と組み上げて、建物の骨組みがつくられます。

筋交いなどを配置し、耐力壁をバランスよく配置することで、
地震等に耐えるようなつくりになっています。
特徴としては、間取りの自由度が高いです◎


②伝統工法

梁や柱、足固め、貫などの水平部材を使用し、全体で揺れることで地震などの揺れに対応する免震構造です。
木の特徴を活かした、木組みが基本です。

※イシモクでは、伝統工法を取り入れた在来工法で家づくりを行っています。





③2×4工法(木造枠組壁工法)

床や壁などの「面」で建物を支える「面構造」。
北米で生まれた工法です。
外圧を分散しやすく変形しにくいのが特徴です。
比較的施工がしやすく、工期も短くすみます。
しかし、増改築をする場合、耐力壁の量やバランスを計算する
必要がることから、対応が難しいこともあります。


木造住宅だけでも工法は上記の通り。
現在の建築基準法では、様々な規定があり、石場建てや金物を使用しないなど、伝統工法で家づくりを建てるのは難しい状況です。


どの工法がいいのかは、メリット、デメリットをしっかり把握したいですね。