近所の公共施設が新しく立て直されることになり、そろそろ完成間近。
構造は鉄骨が使われているようですが、外観には木材が多用されていて
とても素敵な雰囲気です。
保育所や学校なども木造の校舎が多く建てられているようですね。
学校や保育所は、育ち盛りの子供たちが1日の大半を過ごす場所。
今までの校舎は、合理性やコストなどを優先して考えられ、
子供たちに与える影響にはあまり目を向けていませんでした。
実際、木造校舎で学ぶ子どもたちと、コンクリートの校舎で学ぶ子どもたちとで比較してみると、大きな違いがあるのだそうです。
木の校舎では、
ストレスやケガの発生、保健室の利用が、コンクリート校舎に比べて少ないそうで、
一方、コンクリート校舎のケガの原因は、「ケンカ」や「人におされた」という気持ちの苛立ちが原因だったケースが多かったことがわかっています。
授業中の眠気やだるさ、イライラの割合が高いのもコンクリート校舎の生徒たちに多く見られました。
そんな中、床や壁を木に変えるだけで、子供たちの疲労感が軽くなることが分かったのです。
環境の違いが与える影響の大きさを感じずにはいられませんね。