こんにちは!
100年を超える蔵の壁の補修工事を行いました。

年月が経ち、だいぶ壁もお疲れの様子。
木の壁はボロボロ。
壁の中が見えてしまっていました。
壁の中は竹こまいと土壁。
最近ではなかなかない構造ですが、
経験豊富な大工が土を追加して補修していきます。

新築の場合は、現場にて、壁に一枚一枚板を張っていきますが、
土壁の場合はそうもいきません。
工場にて壁を組み立て、現場に持ち込み、
組み立てた壁を引っ掛かるよう造作し、壁を掛けていきます。

美しい無垢の杉壁ができました。
風情のある蔵に生まれ変わり、またこれから時代を重ねていくことでしょう。