木の家に暮らし始めてちょうど1年程。
白いガルバリウムの外壁が、一際目を引くI様邸に、お邪魔してきました。
先にも書いたように、I様邸の外壁は、爽やかな白色のガルバリウム。
最初はカーキ色をご検討だったのですが、奥様のこだわりでこの色になったのだそう。
玄関の木の扉には、アイアン調のハンドルが映えます。
中に入ると、なんとも可愛らしい小物たちが出迎えてくれました。
ちょっくら祭で作ったというタイルも!
お家の中も、素敵な小物やインテリアグリーン使いがとて素敵です。
『家族が自然と揃う家』
リビングをあえて広すぎない間取りにしたり、階段がリビング内にあったりと、家族の距離感を大事にした設計のI様邸。
旦那様はリビングのテレビ前のソファ、息子さんはお気に入りのリビング横和室、奥様はこだわりのキッチン。
気がつけば、家族が自然とLDKに集まっています。
旦那様イチオシのテレビ台は、なんと角材!
施工当時に、棟梁さんからもらって、とても気に入っているそうです。
『近すぎず遠すぎず、見守りたい親心』
家族の中心、元気一杯でちょっとシャイなI様の息子さん。
息子さんを、見守りつつもあまり過保護にならないようにしたい。
そんな思いからも、この間取りになりました。
お友達が来て二階で遊んでいても、キッチンに居るお母さんに声が届きます。
息子さんのお気に入りは、お母さんがより近くに感じられる、LDK横の和室だそう。
そこにはカゴいっぱいのおもちゃと、お絵かきいっぱいのちゃぶ台がありました。
「息子の部屋は二階ですが、和室も作って本当に良かった。」と奥様。
二階の子供部屋には勉強机と、部屋いっぱいにプラレールが広がっていました。
『大工さんの手造りで、お家を大事に』
トイレ以外は、スライド式のドアを採用しているI様邸。
スペースの有効活用に一役かっています。
手造りの扉は建付けがとても良く、だからこそ開け閉めの力がそのまま伝わってしまいます。
息子さんもそれを肌で感じたようで、扉を静かに閉められるようになったそう。
「落書きもやっとしなくなったんですよ。」と奥様は、はにかみながらも嬉しそうに答えてくださいました。
造り付けの建具や、フローリングなど、無垢の木の存在をお家中に感じられるI様邸。
特に手造りを感じる場所は階段の手すりで、お掃除の時や握ったり触ったりする度に、木のぬくもりを感じるそうです。
押入れには、棟梁の提案で棚をもう一段と、服を掛けるポールを付けました。
I様邸をご覧になって、RC構造から木造にしたご友人もいたほど、無垢の木のお家は評判も最高です!
『お母さんのこだわりは、家族を笑顔にする』
家事が苦手だという奥様「好きな物に囲まれていれば頑張れるかな、と思って」
でもそんな奥様の趣味の一つは、自家製のパン作り!
カウンター横には大工さんも悩ませたという、専用の収納テーブルがありました。
買ってくるとイメージが違ってしまうので、建具は全部大工さんの手造り。
洗濯機の収納場所も、作ってもらいました。
洗面台のランプは、当時の担当に相談して、希望通りに。
最初は違った物を提案されたというトイレのドアノブも、こだわりで玄関とお揃いのアイアン調の物にしてもらい、奥様の一番のお気に入り箇所なんだそうです。
LDKから玄関に続く扉には、奥様厳選の飾りガラスが。
おしゃれに、でもうるさくなりすぎないようにと考えられています。
キッチン上の飾りガラスは、子供っぽくなりすぎるからと、最初旦那様に反対されてしまいました。
今では旦那様もお気に入りです!
これから家を建てる方に、一言いただきました。
「家を建てるのは本当に大変なこと。包み隠さず何でも相談することが大切。でも作っていく楽しみは素晴らしいです!」
「石川木材さんはとてもオープンに仕事をしてくれるし、素材も間違いない」との心強いお言葉もいただきました。
ありがとうございます!
これからも木の家で、ご家族が仲良く暮らしていけますように。
インタビューと素敵な笑顔を、どうもありがとうございました!
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家族が近くに感じる家