木の家に暮らし始めて約9ヶ月。
木の家での暮らしの様子を伺いにY様邸へお邪魔してきました。
『念願の通り土間と、薪ストーブ』
Y様邸の玄関を入ると、一番に目に飛び込んでくるのは開放的で明るい吹き抜けの通り土間。
初めて訪れる人はその光景にきっと圧倒されることでしょう。
家の南北を貫く通り土間は、広々としてY様ご一家の憩いの場所。
お家全体に明るい光と、気持ちのよい風を送ります。
冬になれば、土間に設置された薪ストーブが大活躍。
これ1台でお家全体が温まり、家族全員体の芯からぽかぽかです。
どっしりと構える薪ストーブはY様の念願だったもの。
土間に設置されたことで、土間もぐっと雰囲気が増し、趣と重厚感が感じられます。
「薪ストーブを土間にしたのは正解でした。お掃除の時けっこう灰で汚れるので、土間だとお掃除しやすくて楽ちんです。」とY様。
また、薪ストーブはこの冬お料理にも大活躍したそうで、
「煮込み料理をやったり、パンやピザを焼いたり、とても便利で重宝しました。梅雨時にはローズマリーを炊きました。家もカラッとするし、ローズマリーのいい香りが部屋中に広がるんですよ。」
そんな使い道があったとは私も知りませんでした!
部屋が天然のハーブのいい香りに包まれるなんて羨ましすぎます!
『思わず座っておしゃべりしたくなる空間』
「家造りを始める前、正直な家の会の見学会で見てから通り土間は造りたいと思っていました。
子どもたちも楽しそうに、お友達とぐるぐると走り回っています。」と、奥様。
土間に沿って造られた式台は、室内にある縁側のよう。
玄関よりも堅苦しくなく、オープンで、おじゃましまーすと思わず言ってしまいそうになります。
また、ちょっと腰掛けておしゃべりでも・・・などとついついくつろいでしまうような、どこか懐かしく温かい空気がこの土間には流れているような気がします。
『本物の木の家を子どもたちに見せたかった』
なるべく自然素材を使った家を建てたいとお考えだったY様。
正直な家の会を知ったのは、住宅情報誌『家を建てる時に読む本』で見かけたことがきっかけでした。
「まず名前に惹かれました。なんだろうここは!?と思ってとても気になったんです。調べてみたら近くで見学会をやることがわかったので、行ってみることにしました。」
「見学会へ行って、木の家の迫力と、素晴らしさをとても感じました。本物の木の家づくりを子どもたちに見せたいなぁと思ったんです。」
と旦那様。
「最終的には人も決め手だったなと思います。担当の鈴木さんも話しやすかったし、こちらも言いたいことや希望を伝えやすかったのが大きかったと感じています。」
そんな出会やきっかけが、Y様と正直な家の会を繋いでくれていたんですね。
『無垢材に囲まれた気持ちの良い毎日』
そんなY様。お家がセンスで溢れています。
見せる収納や、ちょっとした配置など、奥様の感性で家がより一層素敵でおしゃれに。
無垢材の床や住み心地について聞いてみました。
「冬の間は乾燥でパキパキとよく音がなっていましたが、梅雨に入ると、一旦音も落ち着いてきました。床のフローリングも乾燥によって少し隙間ができていましたが、だんだん埋まってきています。水分を吸ってくれているんだなぁと目で見て感じられています。」
「冬は床が冷たすぎることもなく、子どもたちは家に入るとすぐ靴下を脱ぐのが習慣になっています。」とのこと。
お子様のお友達も遊びに来ると「靴下脱いでもいい?」と聞いてくるそうで、
「特に何も説明していなかったんですが、気持いいのが分かるんですね!驚きました。」と奥様。
最初は気になった床の傷も気にならなくなったそうで、これもお子様と同じお家の成長の一部と思っていただけると嬉しいです。
これからもY様のお子様の成長、そしてお家の経年変化が楽しみですね。
Y様、インタビューのご協力ありがとうございました。
これからもご家族仲良く楽しく、木の家でお過ごしください!