木の家に暮らして約9ヶ月。
袋井市にお住まいのM様邸にお邪魔してきました。
白の漆喰、ネイビーのガルバリウムのお家の入口には木格子の玄関戸があり、
奥から明るい声と共に元気な奥様の影がぼんやりとみえてきました。
お家の裏側には広い芝の敷き詰められたお庭。
ウッドデッキもあり、日向ぼっこも気持ちよさそうです。
『暖房に料理に洗濯に...万能薪ストーブ』
玄関を入るとまず迎えてくれたのが薪ストーブ。
一冬を越えた薪ストーブが、現在(6月)は洗濯を乾かす役割を果たしていました。
お天気の悪い日や、梅雨の時期はそんな使い方もできると、便利ですよね。
M様によると、薪ストーブを使って洗濯を乾かすと
仕上がりが『ふんわり』になるのだとか!
これはスタッフの私たちも初知り、新しい発見でした。
『家をたくさん見てきた、設計士だからこそのアイデア』
玄関を抜けるとそこはリビング。
奥には旦那様お気に入りの和室が広がっていました。
和室に寝転がると天井にいっぱいに木がひろがっていて
木と畳のい草の香りでとても気持ちいいのだとか。
和室を小上がりにするのは設計士の久保田さんのアイデア。
「ここに腰掛けるのもいいし、下は収納になってて、一部は階段みたいになってるんです!
年をとった時に優しい家にしたくて。」と少し興奮気味に奥様が話してくださいました。
一生暮らす家なので長い目で見て暮らしやすくすることは大切ですね。
「久保田さんはイメージをカタチにしてくれる。アイデアもくれて、本当に良かった。」
図面がそのままカタチになったのにも驚かれたそうです。
『見学会での良いとこ取り!』
モデルハウスのない弊社では、お施主様にご協力いただいて、
建築途中に「構造見学会」、完成時に「完成見学会」をさせていただいています。
洗濯を干す場所の確保になる物干し台が、景観を崩さずに2階の吹き抜けの所にありました。
これはM様が見学会にご来場いただいた際に
『これいい!!』と思ったものを大工さんに話して実現したものだそう。
お家には、腕利きの大工さんだからこその匠の技がいたる所に見られます。
玄関の下駄箱も、リビングのテレビボードも、キッチンの食器棚も作業台も、、、
あらゆる場所の収納は大工さんの手造り!
収納しきれないほど!とは、うらやましい限りです。
『木が鳴く』
家に住んでみて驚いたのが『木が鳴く』ことだったそうです。
大工さんに『寒くなって乾燥すると木が鳴くからねー。』と言われ、
その時はよくわからなかったそうですが、実際に住んでみて、
冬の乾燥した時期になると『木が鳴いた』のにびっくりしたとのこと。
木が鳴く=乾燥している証拠。
運が良ければ、冬の見学会では木の声を聞くことができるかも!?
『念願のガレージ』
バイク、釣り、自転車など多趣味の旦那様。
『木の家であり、ガレージがあること』が家を建てるための条件だったそう。
ハイサイドライトがあり、昼間は電気がいらないくらいの明るさ。
広いガレージには収納もたっぷりで、まだまだ趣味を楽しめそうです。
まだ住みはじめてから、夏を経験していないM様邸。
これから緑のきれいなお庭でBBQを楽しんだり、テラスからちょうど見える花火大会を楽しむ予定なのだとか。
冬も結露が全くなかったというお家で梅雨を越すのも楽しみですね。
季節ごとの楽しみを何年も何年もくりかえして、木の家暮らしを満喫してもらえたらと思います。
M様、楽しい取材をありがとうございました!
お友達がたくさん集まるこのお家で、ご家族やお友達と、仲良くお過ごしください。
事例集はコチラ
天竜杉でつくるガレージハウス