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お客様レポート

完成
内部造作:壁の話
タイルと木の家 藤枝市MS様邸
内部造作が続くMS様邸。

現在のお家の様子はというと・・・

こちらは和室
天井は杉板張り、イナゴ天井になる予定です。


DSC_4045.jpg


ここはリビング
作り付けのTVボードができます。もちろん大工さんが作ります。

DSC_4040.jpg

2Fです。
洋室が2間と大きな納戸、そしてトイレが設けられます。

DSC_4037.jpg


今回は壁のことを少し。

MS様邸の内壁の仕上げは、大壁と真壁両方です。
2Fは大壁、1Fは真壁です。


大壁と真壁の違いはご存知かもしれませんが、
ここでちょっとおさらいしてみましょう。



大壁とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
柱を露出する壁のこと。
日本国内では主に和室や数寄屋造りや書院造などの伝統工法が用いられた建物、
伝統家屋などに見ることができる。


メリット:
塗り壁仕様に適している。 
広い空間の和室に適している。 
柱や和室造作が多く見えて、木の温かみが伝わってくる。 
部屋の広さが、大壁仕様より若干広くなる。 

デメリット:
充填断熱材を入れる、壁の厚みが若干せまくなる。 
高耐力の耐力壁扱いが難しい。 
施工の手間が大壁仕様の和室に比べて高い。 
柱を化粧材にする必要がある。                     』

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真壁とは・・・
大壁(おおかべ)とは、柱が見えない建築物の壁を指す。
近年の住宅は、ほとんどがこの大壁で作られている。


メリット:
真壁仕様に比べ、チリ切れの可能性が少ない。 
施工が簡易。 
柱は一般の柱と同じで済む。 
面材耐力壁が使えることで、断熱材の筋交いによる切断が発生しない。 
施工費が真壁仕様より安い。 

デメリット:
塗り面積が広くなるため、塗り壁仕様には適さない。 
狭い空間の和室には適さない。 
洋室感覚の和室になる。 
真壁仕様より、和室の広さが若干狭くなる。              』

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ちなみに、正直な木の家は、真壁仕様が多いです。


大壁と真壁、どちらの壁もあるので、見た目がどうか、
完成時にまた違いを見てください。

では、また。