「込み栓」も優れた伝統工法の一つ
3本松の大きな梁のある家 藤枝市I様邸
先週末、I様邸の構造見学会が行われました!
多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。
I様邸のこだわりの構造や魅力をお伝えできたのではないかと思います。
今回はI様邸で使用されている伝統工法の「込み栓」をご紹介♪
込み栓は木材の仕口固めのために、2つの部材を貫通させて打ち込む小木片です。
込み栓には、カシの木を使用しています。
カシは、非常に堅く、また粘りがあり強度も高く耐久性に優れているので
込み栓に的した木材です。
込み栓を打つことで、材と材が引き付けられ止まります。
金物に頼らないで柱の引き抜きに耐えるように考えられた優れた伝統工法になります。
構造見学会も終了し、I様邸は着々と完成に向け、木工事が進められていきます。
杉の天井もこのとおり!
見た目の美しさも、木の香りもとても良いですよ♪
ではまたご報告いたします☆