おはよう。
鳥のさえずりと共に心地の良い木の香りで目覚める。
最高に贅沢な一日のはじまり。
子供たちは元気にかけまわる。
ゴツンとした音と同時に、床には元気印という名のキズ。
ちょっと一息。
床に横になってみる。
無垢の木のやさしい肌触りに癒される。
『パキ、、、』と木の鳴く音。
空気が乾燥してくると、空気を潤そうと木の調湿効果が発動。
木は割れる。乾燥の証。
肌寒くなる夕暮れ。
昼間のあたたかさが保温され、あたたかな家の中。
床・壁・天井にパンパンに詰まったセルロースファイバーに感謝。
断熱だけでなく、調湿、防音、耐火、防錆、防カビ効果…と万能。
木質で、暮らしにもやさしい。
癒しのお風呂タイム。
お風呂の湯気も、木の家には敵わず、カラリ。
無垢の木の柱はビール瓶約6本分の水分を吸放湿するという。
そんな木がふんだんに使われているから、この空気感も納得。
みんな揃って家族団欒。
やわらかな光の中、笑顔もあふれる。
飽きないおしゃべりも眠気には勝てず、布団で横になる。
身体が木の良い香りに包まれる。
人は一日に1㎏の食物、2㎏の水、15㎏の空気を吸収する。
大自然かのような美味しい空気を体いっぱいに吸い込んで、
今日も眠る。
また明日、おやすみなさい。
そんな、なんでもない 1 日を幾度も繰り返し、わたしたちも家も変化する。
人がいろんな経験をして強くなり、素敵になるのと同じように、
木の家も陽を浴び、風を感じ、触れ合うことで飴色に変化し、
あの時のキズは味となり、私たちの暮らしに馴染み、ますます愛着が沸いていく。
これだから木の家はやめられない。