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good life

イシモクの住まいの特徴

材木業を営むからこそ、木にはこだわりがあります。

天然乾燥にこだわり、天竜杉の魅力を最大限に
天然乾燥にこだわり、天竜杉の魅力を最大限に
イシモクは、材木業を営む石川木材が運営しています。地元材である天竜杉の良さを知り、木の特性から樹齢70年以上の木にこだわって材を作ってきました。人工乾燥で仕上がりを早くするのではなく「葉枯らし」「天然乾燥」により、『カビなどが生じにくい、腐食・害虫に強い、狂いが生じにくい』良質な木材を手間暇かけて作り上げます。その材を使う事で、長く安心して暮らせる家づくりを行っています。
天然乾燥
  • 乾燥時間
    1年ほど
  • 乾燥方法
    「太陽・雨・風」のめぐみを利用
  • 含水率
    20%前後
特徴
  • ・木材本来の香りや色艶が残る
  • ・粘りがあり、曲げに強い
  • ・木の力が発揮できる
  • ・表面に割れが生じる
  • ・防虫・消臭効果がある成分が残る
  • ・若干の収縮がある
人工乾燥
  • 乾燥時間
    1~2週間ほど
  • 乾燥方法
    科学燃料を使用する
  • 含水率
    調整できる
特徴
  • ・木の動きが出にくく、品質の均一化できる
  • ・色艶、香りがなくなる
  • ・表面に割れは出ないが、内部割れをする
  • ・細胞が破壊されるため、粘りが出ない

長く愛され続ける、長く暮らせる家づくり

古くなるのではなく、味の出る家づくりへ
古くなるのではなく、味の出る家づくりへ
住宅の工業化に伴い、自然の個性を認めず、扱いやすいように均一化しようとしました。しかし人間の力は自然にとって小さなものです。その結果、日本の家の寿命は短くなり、平均26年で建て直されています。また、シックハウスなどの公害も生まれました。

私たちは、そういう家づくりから脱却し、基本に返り、先人たちのように自然に学びながら、自然素材が訴えかけてくる声に耳を傾け、素材が生きるような家づくりを行おうと考えます。だから古くなっても汚くならず、時と共により味わい深い家に姿を変えるように手間暇かけて家を造り、永く住み継がれる家づくりを目指しております。

伝統工法にこだわり、一棟一棟 匠が手掛ける

昔からの建造物が今に残り、新しい建物が取り壊される時代に本当に長く愛される住まいづくりへ
昔からの建造物が今に残り、新しい建物が取り壊される
時代に本当に長く愛される住まいづくりへ
昔ながらの伝統工法の建造物は、今でも風合いを増しながら残り続け、新しい技術・新しい建材で建てられた住まいがわずか20年30年で壊される時代だからこそ、木の性質を知り、木の良さを活かす家づくりにこだわり、熟練の棟梁たちによる伝統工法の家づくりを行い、永く住み継がれる家を心掛けております。手間暇かけて家を造り、永く住み継がれる家づくりを目指しております。
イシモクの家は匠の技術が標準仕様
  • 木選び
    木は、その生育場所によって特徴があります。日当たりのいい山の南側に立つ木は成長が早く、日当たりの悪い北側に立つ木は成長が遅くなります。
    南側に立つ木は育ちはいいですが曲がりやすくなります。北側の木は、ゆっくり成長するため真っ直ぐ伸びて狂いが少ないと言われています。谷に生えている木は水に強く、山の傾斜地で曲がって育った木の根っこ部分は、曲げに対する強度が強いので梁などの力がかかる部分に向いています。また、木には節がありますが、節が多いところは壁に隠して配置することで美観のUP、材料費の節約にもなります。そうした木のクセや個性を見極めて、適材適所に配置するように木を選んでいきます。これは、熟練した大工でなければできない作業です。
  • 墨付け・手刻み
    墨付け・手刻み
    大工はその墨を頼りに木を刻んでいく(手刻み)ので、失敗はできません。墨付けは、神経を集中させる大仕事です。この手刻みは、目利き腕利きの大工だからこそできる日本古来の伝統的な技術です。墨付けされた材を、1本1本のこぎりや鉋やノミを使い加工していくため、「継手」など、プレカット(機械加工)ではマネできない、複雑な加工が可能です。手刻みを続けていくことは、失われつつある大工の技術の継承にも繋がります。
    大工が木の癖や、節を見ながら一本一本加工(手刻み)することで、綺麗な木ばかり使うのではなく、一般的な材でワンランク上の構造をつくることが可能になります。
  • 継手
    墨付け・手刻み
    ふたつの部材を材軸方向に接続する接合部をいいます。これにより、限られた木材の長さを長く利用することが可能になりました。梁・桁によく使用されます。
  • 仕口
    仕口
    構造部材である柱や梁、桁などふたつ以上の部材を組み合わせ、ほぞとほぞ穴をつくって接合する方法、またその接合部のことをいいます。柱と土台、柱と梁など、家のあらゆる部分で使用されています。
ご要望があればこんなことも!
耐久性・耐震性に優れた
理にかなった伝統工法「渡りあご工法」
現在は、木造住宅の構造部分には金物を使うことが主流になっていますが、渡りあご工法は、梁と桁を双方重なり合わせることにより、梁桁が途切れず接合部の強度が確保できます。金物を極力使用しない耐震工法として、理にかなった工法なのです。

「毎日が田舎暮らし」に欠かせない、気持ちよい自然素材の家

内装にも自然素材を
内装にも自然素材を
無垢の床はもちろん、天井や壁などの内装にも「毎日が田舎暮らし」を感じる住まいには見た目にもカラダにも優しい自然素材を採用。ご予算やご希望に合わせて様々な自然素材を組み合わせてご提案可能です。
  • 漆喰

    漆喰は、内装外装の仕上げに使う左官材料です。硝石灰にのり、すさなどを混ぜて水で練り合わせたものです。

    湿度を調整する効果、消臭効果に優れていると言われ、化学物質を吸収・分解・除去する作用が期待できる、人に優しい素材です。

  • 無垢板

    無垢材とは、山や森で育った原木(丸太)から、使用する大きさにひき割った材料、つまり木そのものの材のことです。木特有の柔らかな肌触りや温もり、四季を通して心地よく暮らせる調湿効果、そして人をいやす香りがあります。
  • 土佐和紙

    土佐和紙は1000年の歴史を誇る伝統工芸品で、その独特の風合いだけでなく、機能面においても優れた性質を持っています。それらは植物繊維ならではの性質や、繊維の絡み方による表面の凹凸から生み出されるものです。

    湿度を調整し、保温効果、吸音効果があり、他の自然素材と同じように、年月とともに味わいが出る素材です。

  • 珪藻土

    珪藻土とは、「珪藻(けいそう)」という藻の殻が海底や湖底に堆積して化石化したものです。

    とても小さな細孔を無数に持っていて、湿度が高い時は、水分を吸い、乾燥しているときには、水分を吐きだす調湿効果を半永久的に行います。また、脱臭、断熱効果、防火性能もあるという、働き者の素材です。