イシモクで使っている材木は、
全て自然乾燥して作られています。
自然乾燥って実際どういう方法なのか?なぜ自然乾燥にこだわっているのか?乾燥方法でどんなことが変わってくるのか、見ていきましょう。
自然乾燥とは
製材した材を桟積みし、『雨・風・太陽』の恩恵を受させ、約3ヶ月以上放置し、ゆっくりと乾燥させます。
その後、テントの中で3ヶ月以上おいています。
伐採から数えると自然乾燥には1年以上の期間を要しますが、この工程により、
〇ねじれが少ない
〇穏やかな木になる
〇色つやが良くなる
〇ねばりがあり、曲げに強くなる
等々のメリットが生まれます。
△イシモクのテント
もう一つの方法に人工乾燥があります。
人工乾燥は乾燥炉に材木を入れ、温度を上げて強制的に水分を飛ばす方法です。
期間は1~2週間と短期間で、含水率もコントロールできます。
しかし、乾燥し過ぎた木材は、熱劣化によって繊維が壊れてしまうため、内部割れを引き起こす可能性があり、
自然乾燥と比べると強度が劣ります。
このような事からイシモクでは、自然乾燥の材木を使用しています。
時間はかかりますが、素直で美しい、そして強い材になるおかげで、
長く安心して暮らせる家が作ることができると考えています。