イシモクザッカ 2019.01.12
竹酢液には、
優しさがぎゅっとつまっています。
人に環境に優しい竹酢液ですが、その力は幅広く、 昔から塗り薬や農作物の生育促進などに利用されてきました。
そんな竹酢液の優しさのひみつはなんでしょうか?
竹酢液って、なんでしょう?
竹酢液の原料は「竹」です。
竹炭を焼きあげる際に生じる煙や水蒸気を、特殊な仕掛けの煙突で自然冷却させると、煙突内面に水滴が発生します。この水滴を採取したのが竹酢液の原液です。
この原液を半年以上貯留し、タール、軽油といった不純物を沈殿させ、分離・除去し、さらに濾過生成したものが竹酢液です。
自然からの贈り物で、添加物は一切使用していません。
はじめて竹酢液を見た&香りを嗅いだら驚くかもしれません。竹酢液の原液は濃茶色をしています。
香りはスモーキー(たき火の香りというのでしょうか)&少し酸っぱい香りがします。
さてそんな竹酢液には、何が含まれているのでしょうか?
竹酢液はPH2~3程度の酸性の液体で、酢酸・フェノール・メタノール・アンモニア・ポリフェノールなど200種類以上もの有機成分、ミネラル成分が含まれおり、昔から土壌改良をはじめ、作物の成長促進、殺菌防除、消臭、畜産飼料などに利用されてきました。
竹酢液には実にさまざまな成分が含まれており、
いろいろな使い方があります。
主成分の酢酸には、皮膚の角質を和らげたり収斂作用などがあり、天然アルコール成分は皮膚を清潔にしてくれます。また、炭素粒子が皮膚を若返らせる効果もあるのだとか・・・
*肌に直接ご使用になる場合は、蒸留精製されたものを使用して下さい。
竹酢液にはミネラル成分が含まれています。そのさまざまなミネラル成分が肌に優しく作用して、つるつるにしてくれます。
入浴剤代わりにお風呂に入れば、お肌つるつるに!しかも水のクラスター(ブドウ状の集合体)を分解して皮膚から吸収し易くなるため、湯冷めがしにくく、体がぽかぽかします。
成分の一つポリフェノールがかゆみの元となるヒスタミンの放出を抑えてくれる作用があると言われています。 水で希釈した竹酢液をうがい水として使用したり、お風呂に入ると効果があるかもしれません。
かみすぎて赤くなる鼻とこれでばいばい? *うがいにご使用される場合は、蒸留精製されたものを使用して下さい
竹酢液には虫除け効果があると言われています。スモーキーな香りは虫が嫌いなのだとか。殺虫はしません。
ご自宅の網戸にスプレーしたり、手足にシュッとかけてお出かけに。蚊除け対策としてお使いいただけます。
含有する有機酸類や消臭成分による中和作用と液独特の燻香によるマスキング作用の相乗効果によって消臭してくれます。
家庭の残飯ゴミ箱や下水など、むっとする季節にこもるにおいにおすすめです。コバエ予防にも。
竹酢液の成分には、作物の発根と成長を促す一種のホルモンのような作用があります。しかも、酢酸などの有機酸類には独自の殺菌抗菌作用があり、それらが土壌病害虫発生を防ぎ、土の中の有用微生物を増やします。
豊かな土壌で育てば、野菜もいきいき。天然成分だから、食べ物にも安心して使う事ができます。