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家づくりのこと 2026.03.11

自然素材の家づくり|素材別にざっくり分かる特徴と選び方

「自然素材の家っていいって聞くけど、正直、何がどう違うのかよく分からない」
これ、家づくりの相談で本当によく聞きます。
無垢材、漆喰、珪藻土、紙クロス…。
名前は知ってるけど、暮らしの中でどう感じるのかまでは想像しにくいですよね。

ということで今回は、よく使われる自然素材を
メリット・デメリット・向いてる人で、ざっくり整理してみます。




無垢材(床・天井・柱)


どんな素材?
天然の木をそのまま使った素材。
杉、ヒノキ、オークなど、樹種で性格がけっこう違います。

いいところ

 ◇素足で歩くと気持ちいい
 ◇冬でも床が冷たく感じにくい
 ◇空気がやわらかく感じる
 ◇傷がついても直せる
 ◇時間が経つほど、色や表情が落ち着いてくる

気をつけたいところ

 ◆傷はつきます(これは避けられない)
 ◆乾燥や湿気で多少動くことも
 ◆新建材よりコストは高め

こんな人に向いてます

 ◇家では素足派
 ◇傷も「思い出かな」と思える
 ◇DIYや手入れ、ちょっと楽しめそう

リビングだけ無垢、場所によって樹種を変えるなど、いろんな工夫ができますよ。


漆喰(しっくい)の壁


どんな素材?
石灰が主原料の塗り壁。
いわゆる「白くてやさしい雰囲気の壁」です。

いいところ

 ◇ジメジメしにくい
 ◇においがこもりにくい
 ◇ホコリがつきにくい
 ◇見た目がやさしい
 ◇実はかなり丈夫

気をつけたいところ

 ◆ぶつけると欠けることがある
 ◆クロスより施工費は上がりがち
 ◆職人さんの腕で仕上がりが変わる

こんな人に向いてます

 ◇家の「空気感」を大事にしたい
 ◇真っ白じゃなくても、素材感が好き
 ◇小さな補修なら自分でやってみたい
 ◇漆喰、やろうと思えばDIY補修できるんです。



珪藻土(けいそうど)の壁


どんな素材?
海藻の化石が原料。
調湿が得意な壁材です。

いいところ
 ◇湿気対策に強い
 ◇マットでやさしい質感
 ◇色のバリエーションが多い

気をつけたいところ

 ◆ポロポロしやすい商品もある
 ◆水に弱いものも
 ◆商品ごとの差がかなり大きい

こんな人に向いてます

 ◇デザインもそこそこ大事
 ◇部屋ごとに雰囲気を変えたい
 ◇湿気が気になる立地

珪藻土は「何を選ぶか」も重要になります。



紙クロス・自然系クロス


どんな素材?
紙や自然素材を使ったクロス。
見た目は普通の壁紙に近いです。

いいところ

 ◇ビニールクロスより自然
 ◇コストを抑えやすい
 ◇選びやすい

気をつけたいところ

 ◆漆喰ほどの性能はない
 ◆汚れやすいものもある
 ◆基本は張り替え前提

こんな人に向いてます

 ◇自然素材、ちょっと試してみたい
 ◇全部塗り壁はハードル高め
 ◇コスパも大事

自然素材の入口として選ばれることが多いです。





自然素材の塗料・オイル


どんな素材?
植物油などがベースの仕上げ材。

いいところ

 ◇木の手触りがそのまま
 ◇塗り直しできる
 ◇DIYでメンテできる

気をつけたいところ
 ◆定期的な塗り直しが必要
 ◆水には弱め

こんな人に向いてます

 ◇家づくりにちょっと関わりたい
 ◇住みながら育てる感じが好き
 ◇家族でメンテしてもいいかも、と思える





今の家づくり、ちょっと現実の話


ここ数年で、家づくりの金額はかなり上がっています。

-木材価格の上昇
-輸送費・エネルギーコスト
-職人さん不足

正直、「前と同じ家を同じ金額で」は難しい時代です。

だからこそ、全部盛りにしない家づくりが大事。
「正解が一つ」じゃありません。
素材のクセを知って、自分たちの暮らしに合うものを選ぶ。
それだけで、家づくりはずっと楽しくなりますよ。