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家づくりのこと 2026.02.08

乾燥から家を守るために、ちょっと知っておきたいこと

無垢材や自然素材の家は、あたたかみがあって、季節の変化も楽しめる住まい。
でも冬だけは、少しだけ「乾燥」に気を配ってあげると安心です。

「床にすき間が出てきた?」
「ドアがちょっと閉まりにくいかも?」

そんな変化が気になる方に向けて、冬に意識したいポイントをまとめました。



冬は、家の中も意外と乾いています


冬は外の空気が乾燥しやすく、さらに暖房を使うことで、室内の湿度は思っている以上に下がります。
無垢材は、空気が乾くと中の水分を少しずつ手放します。
その結果、

  • フローリングの板と板の間にすき間ができる
  • 木のドアや引き戸が反る
  • 表面に細かなひびが入る

といったことが起こる場合があります。

これは欠陥ではなく、木が生きている証拠のようなもの。
ただ、乾燥が続きすぎると負担になるので、環境を整えてあげることが大切です。




加湿は、人にも家にもやさしい習慣


おすすめしたい室内湿度の目安は、40〜60%。
このくらいを保てると、無垢材が極端に縮みにくくなります。

難しいことは必要ありません。

  • 加湿器を使う
  • 濡れタオルを干す
  • 観葉植物を置く
  • 洗濯物を室内に干す

できることを、できる範囲で大丈夫です。
※加湿しすぎると結露やカビの原因になるので、湿度計がひとつあると安心ですよ。


ドアや引き戸の違和感は、冬あるある


冬になると、
「きしむ音がする」
「ちょっと重い気がする」
と感じることがあります。

多くの場合、乾燥によって木が少し縮んでいるだけ。
気になるときは、

  • 金具に潤滑スプレーを使う
  • 建具の調整をしてもらう

といった対応で改善することがほとんどです。

無理に力をかけず、「冬の間はこういうもの」と見守るのも、木の家との付き合い方です。




無垢材の床や家具は、オイルメンテナンスをしてあげると、乾燥に強くなります。

  • 天然オイルを薄くのばす
  • しっかり乾かす

それだけで、表面のカサつきや割れを防ぎやすくなります。
ツヤが戻ってくるのも、ちょっと嬉しいポイントですね。


実は、人にとってもいい湿度


室内湿度40〜60%は、

  • 喉や肌が乾きにくい
  • インフルエンザ対策にもなる

と言われています。

つまり、無垢材のための加湿は、家族の健康にもつながるということ。
一石二鳥ですね。



冬は、無垢材にとって少しがんばりどきの季節。
でも、湿度を気にかけて、やさしく付き合ってあげれば、家はちゃんと応えてくれます。

「乾燥させすぎない」
それだけでも、無垢材の家はぐっと長持ちします。

冬も心地よく過ごしたいですね。