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家づくりのこと 2025.02.20

住まいに潜むアレルゲンってどんなもの?

「最近、なんだか目がかゆい」
「鼻がムズムズしてくしゃみが止まらない」
「頭が重くてスッキリしない」 こんな症状に悩まされていませんか?

実は、こうした不調の原因が「住まいの環境」にあることも。
家の中に潜むアレルゲンが、アレルギー症状を引き起こしている可能性があります。

今回は、住まいに潜むアレルゲンについて、その原因と対策について調べてみました。




住まいに潜むアレルゲンってどんなものがある?

  1. 化学物質

    合成建材や塗料、接着剤などには化学物質が含まれていて、それが空気中に揮発すると、シックハウス症候群やアレルギー症状の原因になることがあります。
  2. ダニ

    カーペットや寝具、ソファなどに潜むダニは、アレルギーの大敵!
    ダニのフンや死骸が空気中に舞い、それを吸い込むことで、くしゃみや鼻水、喘息の症状が出ることも。

  3. カビ

    湿気の多い環境ではカビが発生しやすく、カビの胞子が空気中に漂うことで、アレルギーや呼吸器系の症状を引き起こします。
    特に梅雨時期や結露が多い家では要注意!

こうした住環境が原因のアレルギー、できるだけ対策したいですよね。




住まいのアレルゲン対策

  1. 定期的な掃除

    • こまめに掃除を行い、ホコリやダニの発生を防ぎましょう。

    • カーペットやラグは特に注意が必要です。掃除機をかける際は、HEPAフィルター付きの掃除機を使用すると効果的です。

  2. 換気の改善

    • 室内の空気を定期的に入れ替え、新鮮な空気を取り入れましょう。

    • 特に料理や入浴後は、換気扇を使用して湿気を排出することが大切です。

  3. 湿度管理

    • 湿度を適切に保つために、湿度計を使用して管理しましょう。

    • 湿度が高いとカビやダニが繁殖しやすいため、除湿機を使用することも考慮しましょう。

  4. 自然素材の使用

    • 合成建材や化学物質を含む塗料の使用を避け、無垢材や自然塗料などの自然素材を選びましょう。

    • 自然素材は化学物質をほとんど含まないため、室内空気がクリーンに保たれます。

  5. カビ対策

    • 湿気の多い場所や水回りは特にカビが発生しやすいため、こまめに清掃し、湿気を取り除きましょう。

    • 防カビ対策として、換気扇や除湿機の利用も効果的です。

  6. 寝具の管理

    • 寝具は定期的に洗濯し、乾燥させることでダニの繁殖を防ぎましょう。

    • ダニアレルギーがある場合は、ダニ対策のシーツやカバーを使用することをお勧めします。

 

これらの対策を取り入れることで、住まいのアレルゲンを減らし、健康的な生活環境を整えることができますよ。

次回のブログでは、自然素材を使用した木の家がアレルギー対策に効果的であるか、
さらに詳しく掘り下げていきます。