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家づくりのこと 2024.09.23

静岡県の耐震基準は他県の1.2倍! 耐震等級と静岡県地震地域係数って何でしょうか?

耐震等ってよく聞きますよね。
家づくりをする上で必ず出てくる言葉ですが、簡単に言うと「地震にどれくらい強いか」を表す指標です。

日本ではこの耐震等級が1から3まであって、それぞれ建物の耐震性能が決まっています。

  • 耐震等級1は、基本的なレベルで、大きな地震が来ても倒れない基準です。
  • 耐震等級2は、その1.25倍の強度で、学校や病院など、人が多く集まる建物によく使われています。
  • 耐震等級3は、1.5倍の強度で、消防署や警察署など、災害時に重要な施設に求められる基準です。もちろん、住宅でもこの等級が採用されていると、地震への強さがぐっと上がります。



簡単に言えば、耐震等級が高いほど、地震が来たときの安心感が増す、というわけです。

特に静岡県は、東海地震や南海トラフ地震のリスクが高い地域なので、
ちょっと特別な耐震基準が設けられています。



それが「静岡県地震地域係数(Zs)」です。

全国的には「地震地域係数(Z)」というものがあり、地域ごとの地震リスクに応じて建物の強さが調整されますが、
静岡県ではこの係数が1.2倍に設定されています。

他の地域よりもちょっと強く建てる必要がある、ということですね。

静岡県の建物は、他県よりも厳しい基準で設計されていて、地震に対してより安全性が高いと言えますね。