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good life

森・木・材木 2022.05.09

日本で一番多く生産されている木材は何でしょうか。

きっと多くの人が正解するだろうこの質問・・・
花粉症の人にはきっと嫌われているだろうそれの生産量は、群を抜いて多いんです。



令和2年の木材統計によると、国産材の生産量の合計は1,988万2千立方メートル。

樹木別生産量で多いのは1番は「スギ」で59%
2番は「ひのき」で14%
3番は「からまつ」で10%

※これれらの生産量は、製材(せいざい)用、合板(ごうばん)用、木材チップ用を合計したもの
         農林水産省ホームページ「農林水産統計:令和2年木材統計」




日本ではなぜ、スギが一番多いのでしょうか?



日本では昔から、家や道具など様々なものを木材で作ってきました。
今ではコンクリートなどの建材も多く使用されるようになりましたが、今でも家づくりには木材が欠かせません。


屋根などの重さや外から加わる力を支えているのは、主に柱や梁(はり)、桁(けた)などの木組(きぐみ)です。
家づくりには丈夫(じょうぶ)な木が必要です。


スギヤヒノキなどの針葉樹は、広葉樹に比べまっすぐで、太さの割には高く育つので、一定面積にたくさんの木を育てることができます。

そんなわけで日本では、人工林には主にスギがたくさん植えられているんだそうですよ。

私もひどい花粉症に悩まされていますが、木材は身近で暮らしに欠かせない素材。
うまく付き合っていけたらなと思います。