イシモクでは床に無垢の杉や桧を使用しています。
無垢の木は熱伝導率が低いため、
触れたときにひやっとする嫌な感じがしません。
ぬくもりある、あたたかな肌触りが特徴です。
また、塗装してしまうと木の持つ、香り、色つや、調湿効果などの効果が損なわれてしまいます。
だから木のそのままの良さを生かした床にしています。
ただ、無垢の木は傷がつきやすいです。
衝撃によっては大きな凹みやカケが生じることも。
杉と桧の使い分けとしては、
杉はあたたかいので、リビングなど多くの時間を過ごす場所に配置しています。
桧は杉よりは固く、水に比較的強い特徴があるため、水回りや階段に使用されます。
イシモクでは、樹齢70年以上の天然乾燥した木材を使用しています。
一般的には樹齢60年以上の木材は強度が飛躍的に上がるといわれています。
年輪の細かさや目の詰まり具合などから見ても天竜杉は優良な材と言えます。
また、天然乾燥をすることで、木材内部の繊維を壊すことなく、
じっくりと乾燥するため、カビなどが生じにくい、腐食・害虫に強い、狂いが生じにくい木材を作りあげます。
このこだわりの木材を標準仕様として、イシモクの木の家は施工されています。
イシモク体験館をご見学の際は、素知らぬ顔をして、靴下を脱いだり、寝転がってみてください。
木の家を身体全体で感じられるはずです。